隔月短文

月一で創作あげます。

留めるもの

ぽけーっとしていたきみの口からよだれ砂が

よだれ砂は、どんどんきみに纏わりつていく

きみが、きみの意思で、きみ自身を侵していくようだ

その目はまったくふるえていない

みるみるうちに、きみは砂に埋もれて、そのまま出てこなかった

わたしは、それを見届けた、良く言えば

 

ビューという風に砂が乗り、わたしの鼻の穴へ

クチュンッ!

わたしの口から

飛沫ネジが、、。、。